駐車場シェアサービス「特P」が3件目の特許取得
時間貸し/月極駐車場の同時管理でオーナーの収益機会を最大化

　株式会社アースカー（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：遠藤昭二、以下：当社）が運営する駐車場シェアリングサービス『特P（とくぴー）』は、時間貸し/月極駐車場の同時管理に関する特許を取得いたしました。

　特Pは、駐車場を収益化したいオーナーと駐車場を利用したいドライバーをつなげるマッチングサービスです。オーナーは所有する遊休駐車場を初期費用・運営費用ゼロで貸し出しでき、ドライバーはこれらの駐車場を特Pで予約・利用することができます。法人が管理する月極駐車場や店舗・オフィスの駐車場はもちろん、個人の自宅駐車場も空いた時に手軽に貸し出しできることから特Pの駐車場登録数は順調に拡大し、2017年9月のオープンから月間150万人以上が訪れるサービスへと成長を遂げています。さらに2021年2月には、これまでの時間貸しに月極駐車場機能を追加し、「1日貸し」「時間貸し」「サブスク（長期月極）」「マンスリー（短期月極）」の4パターンから駐車場を貸し出すことが可能になりました。時間貸しと月極両方の貸出も、片方のみの貸出も柔軟に行えます。業界に数ある駐車場シェアリングサービスの中で、時間貸しと月極の貸出に対応しているのは特Pのみとなります。

　今回、当社が取得した特許は、1つの駐車場IDで時間貸しと月極の2つの情報を適切に管理し、同時に募集できる仕組みとなります。月極駐車場サービスを開始するにあたり当社が重視したのが、月極未契約期間の収益化です。月極駐車場の契約が決まるまでの期間は、当然ながら売上を生むことはありません。そこで駐車場を一時的に時間貸しできる特Pを活用することで、遊休期間の収益機会を創り出し、オーナーの売上を最大化することを可能としました。また、時間貸しと月極は地域によって需要が異なることから、両方の募集をかけることで地域のユーザーに駐車場の利用を幅広くアピールできます。時間貸しと月極の情報は特P上で表示切替でき、利用状況も管理画面で確認できることから、オーナーはシームレスな管理が可能となり、複数の募集をかけても運用の手間や煩わしさはありません。

　特Pでは駐車場情報システムに関する特許をこれまで2件取得しており、今回が3件目の特許取得となります。当社はこれからも他にはない特徴的なシステムやサービスの開発に取り組み、より便利な駐車場シェアリングサービスを提供してまいります。

■特許の概要
特許番号：特許第7166421号
発明の名称：駐車場情報処理装置、駐車場情報処理方法、およびプログラム
特許出願日：平成29年11月10日
特許取得日：令和4年10月27日
特許権者：株式会社アースカー

◎アースカーについて

カーシェアリングサービス「アースカー」の運営会社として 2009 年に設立。2017 年にはカーシェアリング運営の大きな課題である駐車場確保を円滑に行うため駐車場シェアリングサービス「特 P（とくぴー）」をオープンし、現在、モビリティ領域において 2 つのシェアリングサービスを展開しています。2019 年にはカーシェアリングサービスをフルリニューアルし、大手から中小企業まで幅広い事業参入に対応する事業者向けプラットフォームを開発。特 P とともに事業者と利用者を結ぶ BtoBtoC シェアリングサービスのビジネスモデルを構築しています。IT 開発および金融・FX 事業を軸に、国内外不動産、再生可能エネルギー、リゾート開発、M&A 等、事業の多角化を積極的に推進する IS グループの一員で、シェアリングシステムの企画・開発はすべて自社で行っています。

駐車場シェアリングサービス『特P』
https://toku-p.earth-car.com/

駐車場シェアリングサービス『特P月極』
https://toku-p.earth-car.com/monthly-parking

カーシェアリングサービス『earthcar』
https://carshare.earth-car.com/