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「兼六園」には、周りにも魅力的なお出かけスポットがたくさんあります。
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日本三名園の一つ!
兼六園(けんろくえん)は石川県金沢市にある日本庭園です。
11.7ヘクタールもの広さを誇るこの場所は国の特別名勝にも登録されているほか、
岡山市の「後楽園」や水戸市の「偕楽園」と並んで「日本の三名園」に数えられていたり、
2009年のミシュラン観光ガイドでは最高評価の三ツ星に選ばれるなど、
日本のみならず海外からの評価も高い場所になっています。
「兼六園」という名前の由来は、白河藩主の「松平定信」が「洛陽名園記」を引用し、
宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望の6つの景観を兼ね備えていることから「兼六園」と命名したそうです。
評価の高い兼六園ですが、何も知らずに行くと「ただの木が多い広い庭」「がっかりした」などという感想しか出てこない人もいるそうです。
そうならないためにも、兼六園に行く前にこのページで歴史や見どころ、豆知識などを押さえていってくださいね。
まずは歴史を押さえましょう♪
兼六園の歴史は古く、1676年の加賀藩4代藩主「前田綱紀」が建てた別荘「蓮池御殿(れんちごてん)」の周りを庭園化したところから始まります。
当時はまだ兼六園ではなく、「蓮池庭(れんちてい)」と呼ばれ、歴代藩主や重臣らが観楓の宴などをする場所として使われていたそうです。
残念ながら1759年に火事で消失してしまいますが、15年後の1774年の加賀藩10代藩主「前田治脩」によって蓮池庭が再興され、
現在でも見ることができる「翠滝(みどりだき)」や「夕顔亭(ゆうがおてい)」、「内橋亭(うちはしてい)」などを造り、庭園を整備していきました。
その後も加賀藩の歴代藩主達が手を加え、現在の姿へ近い庭園を築いたそうです。
見どころも押さえていけばより楽しめますよ。
加賀藩の歴代藩主たちが作り上げた兼六園には、自然を楽しむ様々な工夫が施されています。
また、人工物だけでなく、手をかけて育てられている園内の植物も魅力的♪
ここでは季節ごとに様々な姿を見せてくれる兼六園の見どころをご紹介します!
・瓢池(ひさごいけ)
瓢池周辺は先ほど紹介した「蓮池庭」と呼ばれていた場所です。
兼六園の始まり地であるこの池は、名前の通り瓢箪(ひょうたん)のような形をしていることからこの名が名付けられました。
池の真ん中には不老長寿の島 神仙島をかたどった大小2つの島があり、島の中には「海石塔」と呼ばれる塔が建っています。
・翠滝(みどりだき)
園内の中央に位置する「霞ヶ池(かすみがいけ)」から流れ出て、瓢池に注ぎ込む高さ6.6メートルもの大滝です。
水量が豊富であることから、滝音も大きく目と耳を楽しませてくれます。
・夕顔亭(ゆうがおてい)
翠滝のちょうど反対側にある園内最古の建物です。
蓮池庭にあった四亭の一つで、ほぼ当時の姿を残したままの建物となっています。
夕顔亭という名前は壁に夕顔の透彫りがあることから名付けられたと言われています。
残念ながら中は非公開のため、入ることはできませんが、外観を眺めて当時の風景に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
・霞ヶ池(かすみがいけ)
霞ヶ池は兼六園の中心に位置する巨大な池です。
面積は約5800平方メートル、深さは最も深いところで1.5メートルあると言われています。
兼六園を代表する景観「徽軫灯籠(ことじとうろう)」や内橋亭、唐崎松、栄螺山などの見どころスポットが周囲に配置されているため、
池の周りを歩くだけでも四季折々の素敵な景色を楽しむことができます。
・徽軫灯籠(ことじとうろう)
霞ヶ池の北側に配置された兼六園を代表とする景観です。
一般的な灯籠の形と違い、徽軫灯籠は足が二股になっているのが特徴です。
琴の糸を支える「琴柱(ことじ)」に似ているため、この名がつけられたと言われています。
・唐崎松(からさきまつ)
13代藩主の前田斉泰が琵琶湖畔の唐崎松から種を取り寄せて育てた黒松です。
冬には立派な枝が雪の重みで折れないように「雪吊り」をほどこされる姿を、テレビや雑誌で見たことがある人もいるのではないでしょうか。
11月1日から雪吊りを行うため、運が良ければ庭師さんが作業する姿を見学できるかもしれません。
毎年2月初旬〜中旬まで「金沢城・兼六園 四季物語 冬の段」が行われ、その間は夕方から夜の間、雪吊りを含む園内の様々な場所がライトアップされます。
近くで眺めるのも素敵ですが、少し離れた場所から眺めると、池の水面にライトアップされた雪吊りが写り込み、さらに素敵な景色を見ることができますよ♪
・噴水(ふんすい)
一見ただの噴水に見えますが、実はこの噴水、ポンプなどの動力を一切用いずに水を噴き上げさせているって知っていましたか?
園内の高い位置にある霞ヶ池から水を引き、水位の高低差で噴水を作ったそうです。
ちなみに吹き上がる高さは霞ヶ池の水面と同じ高さと同じくらいと言われ、その日の水位によって高さが変わるんですって。
・金城霊沢
「金沢」の地名の由来になったと伝えられている泉です。
その昔、芋掘藤五郎という人物がこの泉で砂金を洗ったことから「金洗沢(かなあらいのさわ)」と呼ばれていました。
そこから現在の金沢という地名になったと言われています。
また、金城霊沢の近くには「金澤神社」があるので、ついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
金沢らしい金箔がついたご朱印をいただくことができるので、ご朱印を集めている方は要チェックですよ。
入園料や開園時間について
兼六園は年中無休なので、開園時間内に行けばいつでも見学することができます。
開園時間は、
3月〜10月15日 7:00~18:00
10月16日~2月末日 8:00~17:00
入園料は
・大人(18歳以上) 310円
・小人(6歳~18歳未満) 100円
支払いには、現金やクレジットカード、交通系電子マネーなどが利用できます。
65歳以上や障がいのある方は無料で入園することができます。
また、早朝や年末年始・観桜期・金沢百万石まつりの日・お盆・文化の日などの時期は無料開放されています。
さらに、石川県にお住まいの方は県民観賞の日として、毎週土曜日・日曜日は無料で入園することができます。
アクセス方法
兼六園は駅から少々離れたところにあります。
歩いていくと40分程かかるため、あまりお薦めはできません。
そのため、路線バスやシャトルバス、タクシーや自家用車で向かうことになると思います。
路線バスを利用する場合、以下の停留所で降りてください。
・バス停「兼六園下」下車、兼六園(桂坂口)
・バス停「広坂」下車、兼六園(真弓坂口)
・バス停「出羽町」下車、兼六園(小立野口)
シャトルバスを利用する場合、
鼓門の手前にあるバスターミナル6番乗り場へ向かい、「兼六園シャトルバス」に乗ってください。
バスは約20分間隔で運行しています。
自家用車・タクシーで向かう際、金沢駅から約10分ほどで到着します。
自家用車の場合わかりやすい以下のルートがおすすめです。
・駅から北東方向に「昭和大通り/県道146号線」を進んで、県道13号線に向かいます。
・「金沢駅前中央 交差点」を右折して県道13号線に入ります。
・そのまま県道13号線を進み、「武蔵 交差点」を直進します。
・交差点直進後「百万石通り/国道159号線」を進んでいくと右手に兼六園が見えてきます。
駐車場はどこにあるの?
兼六園には直営駐車場があり、普通車482台を収容する事ができます。
24時間営業なので、早朝や冬のライトアップを見に行くときにも使えるのが嬉しいですね。
値段は最初の1時間は350円、以後30分毎に150円がかかります。
最大料金などは設定されていないので、長く停める場合には他の最大料金が設定されている有料駐車場やコインパーキングに駐車したほうがいいかもしれませんね。
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